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エンドラーズ・プエルト・ラ・クルーズ (Endlers:Puerto La Cruz,Venezuela) [エンドラーズ]

エンドラーズ・プエルト・ラ・クルーズ (Endlers:Puerto La Cruz,Venezuela)
このお魚紹介するのってホントウに久しぶりですね。
今から10年ぐらい前にT.I氏がチェコの学者さんから送ってもらった魚なんですがその採集場所である
プエルト・ラ・クルーズ (Puerto La Cruz,Venezuela)がそのまま名前になっています。
爺がAdrian君やアルマンドさんから入手しているエンドラーズはラグナ・デ・パトス( Laguna de los Patos )
というところが採集地なんですがそこから30キロほど離れた場所らしいです。

いろんなバリエーションが輸入される前の「エンドラーズ」といえばこの色彩パターンがエンドラーズでした。
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フィン・ディスプレーを激写(笑)、
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もう飼育して5年以上経ちますが激増,減を繰り返すので非常に維持が難しいバリエーションです。
基本的なボディの色彩は変わりませんが見てわかる通り微妙な変化が其々にあります。
「お年玉とどうちがうんですか?」
という質問をよくされますが、こちらは採集された魚でそれを維持している、
「お年玉」は1993年にドイツから入ってきた魚の子孫ではないか、という導入をめぐる違いを説明すること
位かな、でも実際飼っていると微妙にちがうんですけど、、。
参考までに我が家のお年玉です。
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..........................................................................................................
爺の考えでは野生での多数派はこういった色彩パターンの魚ではないかと思っていて、
採集者がユニークな個体をセレクトしバリエーションという形で固定して「商品」になっているのでは
と考えています。
参考までに2006年採集「そのまま水槽」での普通(スタンダード)タイプです。
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こういう中から面白いと爺が思った魚を選んで、
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こういう魚を固定する、そういう飼い方が
「エンドラーズ」の楽しみ、なのだと思います^^。



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コメント 4

よこちゃん

EPLCを維持し続けていられる方って、もうホントに日本にわずかしかいらっしゃらないんじゃないでしょうか?大事なものをずっと維持するモチベーションと技術は本当に見習わなければ、といつも思います^^
下の2枚のような魚を固定されていくにはきっといろいろな苦労もあるかと思いますが、苦労のしがいのある大変魅力的なエンドラーズだと思います。
by よこちゃん (2010-03-31 12:44) 

Cinnamon

う~ん、よこちゃんさんの言われてる通りで、
維持されてる方は圧倒的に少ない気がしますね。

今後は採集地による特徴のある個体群が生き残っていくのでしょうか。
by Cinnamon (2010-04-06 18:27) 

Blue

うちも敢えて選別せずに何気に維持してますが個体によって表現に微妙な差がありますね~
I籐氏によって導入された時にプエルトラクルツと同時期にラグナデパトスを入れたから皆目新しさでラグナデパトスに行っちゃったからコチラを飼育してる会員さんが少なかったんですよ。
by Blue (2010-04-09 12:49) 

ウーロン大王

エンドまで手が出せない・・・ところでうちのso-netもナニしだしました、若干(かなり)迷走状態ですけど(笑)
by ウーロン大王 (2010-04-12 18:22) 

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