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続、、新着魚のご紹介2:Xiphophorus maculatus, Aqua-sol, Palenque, Tabasco. Mexico 2002 [卵胎生原種]

前回のオブスクラと一緒に到着したお魚の第2弾、ロケ付きのプラティの原種マキュレータスです。

Xiphophorus maculatus, Aqua-sol, Palenque, Tabasco. Mexico 2002
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マキュレータスは爺の大好きな「原種卵胎生魚」です。これまでもクシオフォルスのコレクションで有名な
テキサス州立大学が分譲している魚を飼ってきました。リオ・ジャマパをはじめとして、現在でも
リオ・グリハルバカテマコ・ハイウェーを維持しています。
テキサス州立大のクシオフォルスのラボ:http://www.xiphophorus.txstate.edu/
はこれらの原種の色素であるメラノーマがガン細胞であることに注目し研究している研究所なのですが
繁殖した余剰魚を愛好者に販売しているユニークなラボです。

今回の Aqua-sol, Palenque, Tabasco. Mexico 2002(パレンケ、アクア ソル タバスコ。メキシコ 2002 年)
はテキサス州立大のコレクションではなく、ボディにミラーの入る原種でプラティ改良種「ミラー」とどう違うのか?他の原種とミラーのHB.ではないか?など色々のご意見がでてきそうですが泳ぎ方とか野性味たっぷりの若魚です^^。
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まだ2センチぐらいの若魚1トリオ、今後どう変わっていくか楽しみですね^^。
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それにしてもマキュレータス原種は其々個別にボディのカラーパターンや模様などが違っていますが
ほとんど「採集地」の名前で呼ばれるのも「原種」らしくて google -earthで検索してみたりして
これらの魚が野生化で泳いでいる姿を想像してりしていると、とても楽しいです^^。

PS.
ワールドプレスブhttp://endla-ji.com/ログ:の最後の記事
[心機一転」ここは封鎖しsonetで小鳥を加えて再開です」のコメント欄がホンネ・トークで面白いですよ。  ぜひご一読くださいね。

新着お魚ご紹介1: Poecilia obscura from La Seiva River, Trinidad 2008 [卵胎生原種]

先週やってきたお魚の一部を紹介します。
まずは
ポエキリア・オブスクラ、2008年にトリニダード・トバコのSeiva川で採集された系統
( Poecilia obscura from La Seiva River, Trinidad 2008)
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学名がポエキリアと称される原種の中で爺が飼っているエンドラーズ(P.Wingei)と
グッピーの原種であるレティキュラータ(P.reticulata)は.アカンソファセルス類と分類されていますが
もうひとつ最近追加されたのがこのオブスクラ(P.Obscra)だったのです。
http://de.wikipedia.org/wiki/Oropuche-Guppy

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ネットなどで写真は見ていて、エンドラーズとは大分違うのかな、でもレティキュラーtとの違いがよくわからない?ということで実際見て、飼ってみたいお魚だったので導入しました。
「ボディが細い、オレンジラインにた体型だな」というのが最初の印象でした。
レティキュラータとの違いは?自分が飼っているパラ州ベレンのレティキュラータと比べてみると、、、
体型だけかな今のところは発色も似たり寄ったりだし。
参考までに庭の睡蓮蜂に放してあったレティキュラータをプラケで撮影したので比較してみてください。
 
エキリア レティキュレータ・パラ州ベレン、ブラジル Poecilia reticulata from Belem Para Brazil
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どうですか?
私的にはエンドラーズ(P.wingei)で最近話題のCumana とCompamaの魚の違いの方に興味がいってますけどね^^。





五感で「飼い込む」 [卵胎生原種]

時間があれば水槽眺めて、魚、水槽、水の汚れ具合などをチェック。
水の臭いで水質を掌握、エアレーションのチェックはまずモーター音。
水温は温度計より指を突っ込んでの方が^^。
残った、、味覚、
よく家族から
「せめて食べられる魚飼ってよ」と冗談?まあまあ(笑)。
書きたかったことは
情報や知識で塗り固めた「魚の飼い方」から
自分の感覚=カラダを通して楽しむ飼い方になれば
ホントにお魚が好きになり、その深さは尽きない、
爺はまだまだ道半ばなのですが
いつかは極めて、、そういう「中毒者」になりたい、ということです(笑)。

さて今回は久しぶりのお魚紹介です。
まずは「原種」^^。

Gambusia holbrooki (ガンブシア ホロブロッキー)
爺といえばこの「お魚」(爆)
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もう5年以上維持していますが巷間言われているように
「水槽で累代すると黑班が少なくなる」ということもなく
まずます深淵なゼブラ模様となっています。
見ていただいてもお解りのように従来の白・黒のと、黄(黄金)・黑のパターンも出ていて
楽しませてくれています。
従来冬でもテラスで飼育していたんですが
「今年の冬はきつそう」、と感じたので、一部を室内に移しました。
とっても活発で地味そうでも実にキラキラした「イイ魚」ですよね^^。
♀も何もないんだけど、、
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美しい!!。

お次に久々のエンドラーズ^^

エンドラーズ2004・フレーム・テール
(Endlers2004・Frame Tail)
「フレーム・テール」っていうなら
上下のソードが伸びて円を描くようになって欲しいと、でも
多くは下のソードが伸びない魚が多くトップ・ソード気味でした。
両方のソードに囲まれた尾っぽの内側は「花火」のようなイメージ、
そんな想いで飼い込んで、、ようやく^^^。
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ボディも多彩に彩られて着ているし
爺お気に入りの品種になってきました^^。

隣の水槽のエンドラーズもちょっと^^

ンドラーズ2004・ボトムソード (Endlers2004 Bottom Sword)
一時期2年ぐらい水槽にいるのはヒョロヒョロの2,3ペアっていう寂しい状態でしたが
ようやく安定的に殖えだしています。
まだ本当の活力はありませんが爺にとっては「気になる品種」です。
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名前の通り「ボトム・ソード」なんですがこの魚の最大の特徴は
ご覧の通り、青白く輝くメタリックなボディです。
かつてはライト消してもビカビカに光る魚も出現していたので
ここまで回復したらそういう魚の再来に期待しています^^。

原種卵胎生魚 続々誕生^^ [卵胎生原種]

今度の日曜(14日)、私も所属していたJLA(日本胎生魚協会)の「恒例顔見世」が開催されます。
http://snowfirefly.kakurezato.com/kaomise2012.html
爺は既に会員ではありませんがオークションに出品するお魚持って魚友達に会いに出かける予定にしてます。
このタイミングに合わせたわけではありませんが
我が家では原種卵胎生魚の産仔が続々と^^。

クシフォフォルス クシフィディウム(Xiphophorus xiphidium)クレセント
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今年に入って我らが愛する卵胎生魚の輸入が極端に減ってしまっている中で8月下旬にチェコからの輸入ということで購入しました。当初は魚の状態も今一、「稚魚とれるかな?」
それでも美味しい餌食べさせて水替えしていると元気になり今週2腹産仔。
1腹目は虚弱で「ベリー・スライダー」も多く4,5尾しか生き残れませんでしたが
別の♀が元気な稚魚を産んでくれました^^。
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これとは別に国内で維持されてた別系統も元気になってきているので楽しみです^^。

Phallotorynus Jucundus  Ihering or Pam​phorichthys cf hollandi(パンフォリクティス ホーランディ) ?
アマゾンで採集されたバンフォリティクスということで9月に購入、でも♀が1㎝ぐらいの小ささで「繁殖までは?」
ところがこの1月で♀が急成長立派なペアになって大喜び^^。
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昨晩水槽を見てみると、、稚魚が!!
あわてて6尾掬いました、今朝冷凍のワームを与えるとつっついて元気に泳ぎ回っています^^。
背びれに色がついているのでバンフォルティクスなのかな?って想うんですが
どちらなのかご教授ください。

メリーウィドゥ(Phallichthys amates)
ノーネイムの飯塚師匠によればこの魚は彼が高校、大学生の頃「憧れの」お魚だったとか。
原種卵胎生魚としては長く愛好されてきたお魚です。
とはいっても維持となると難しく輸入に頼る、というパターンだったそうですが、
今回の我が家は「殖える、増える」(爆)、群泳してますよ^^。
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このお魚は稚魚ですがJLAのオークションにも持っていきます。

その他の原種も順調に殖えてます^^。
. リミア・ニグロファシアータ. (Limia nigrofasciata )
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リミア系はあまり手が出ないんですがこの魚は別です、台形に近いがっしりした体型とトラ模様が好きです。
水草多めで自然に殖えます。

ミクロポエキリア・ピクタ (レッド) (Micropoecilia picta Red),
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この魚見るたびにマイアミのアルマンドさん宅の「ピクタ池」に落ちたことが思い返されて(笑)。
それにしても♀が見事に赤く染まって美しい。
家では自然に殖やしています、いつも45㎝水槽に20前後、、癒されます^^。

そしてまもなく産仔が可能に^^
ネオヘテランドリア エレガンス(Neoheterandoria elegans) 
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今日の報告は
「原種卵胎生魚」が順調に殖えている、ということですが
これは爺の今の水槽の状態であって1年後は?となるとまったく別問題です。
これらの魚は水槽では今のような「爆殖」と「激変」を繰り返し、稚魚の雌雄が大きく片寄始め
やがて、、消えてしまいます。この魚達を長期にわたって維持していくためには
「仲間」が必要です
このネオヘテンドリアエレガンスも爺が大好きなお魚なんですが苦労して入手しても2,3年で
♂ばかりになり絶えてしまってました。
今回、当ブログで原種維持の必要=仲間を得る必要がある、との趣旨を書いたら
Tiger Teddyさんからコメントをいただき
彼のところで爆殖中のこの魚を寄贈していただきました。
見ていただいておわかりのように間もなく^^。

正直、最近のJLAは「胎生魚」という括りが非常に広くなっていますが
爺はエンドラーズを含めて「原種」に拘った流れを作り出したい、と考えています。

原種卵胎生魚の維持ってホントにひとりじゃ無理ですね、、。 [卵胎生原種]

まずは
「暑中お見舞い申し上げます」
なかなか夏らしくならないで、、なんて話してたことがウソのようなこの熱さ、ご自愛下さい。

あの震災の後、パッタリ我らが原種卵胎生魚の入荷が止まってしまっていて
ただでさえ維持していくことが困難な品種が多い中で苦戦が続いています。
お店にしてみりゃオタク魚は「売れない」というのはホントらしいし、結果として問屋も引かない。
それに「ワシントン条約」や野生保護の観点からも採集国の規制も強まっている、
という現実もあるようですね。

ということで今年に入って輸入されたお魚って?
マニアが欲しい、とは絶対思わない!?タイからの輸入は計算に入れませんが(苦笑)、
爺が購入した輸入魚って
メリーウィドゥ(Phallichthys amates)
ぐらいですかね、、。
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ひと昔前ならコンスタントに輸入されてたそうなんですが我々のような小さい水槽での繁殖は結構難しいようですね、それにF1(直仔)が成功したとしても、、やっぱり課題は子孫を繋ぐ維持が課題になります。

このブログでこの「維持」の悩みを幾度となく書かせてもらいましたがその主原因は「近親繁殖」による弊害ではないかと考えています。少なくとも年に1回コンスタントに輸入があれば「維持」は可能なんでしょうが特に最近のような状況下では、、。
この2,3年主にミクロポエキリア系のお魚であるピクタやパラエ、ブランネリが「良く売れる」ということなのかタイで繁殖され輸入されています。ペアで買うとメスがアテ♀でグッピーだったりと我々愛好家向けのレベルの魚でないことが多くてガッカリです。
今年タイ輸入のパラエを購入し殖やしてみたんですが、、、
購入した♂は
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見た通りのパラエだったんですが若魚は全てこんな感じ、、
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タイの業者の繁殖させる力には敬服するのですが、、これ明らかに交ざってますよね(笑)。
最近見かける「ポエキリア・オレンジライン」もポエキリアだけに明らかにオリジナルの魚とは違った
魚がほとんどです、売れればいい」んでしょうが爺達は見かけでお魚飼ってるわけじゃないしね。
あの(笑)、ガンブジア・ホルブロッキーだってやたら殖えて簡単、、っていう定説でしたが
今、、何人維持出来てますか??
爺は^^
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この魚日本の冬でも野外飼育で越冬出来る、ということだったんですが今年の冬で成仏、、という
ことがその理由のように言われてますがやっぱり近親故の繁殖力低下が一番大きい原因かと。

今比較的コンスタントに輸入されている原種というとワイルド・グッピーという名で売られている

Poecilia reticulata (ポエキリア レティキュレータ)
爺も3系統維持していますがこれとて何世代に渡って維持するとなると、、ね。
パラ州ベレンのお魚、だんだん統一されてきてます^^。
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このように
1.累代で維持出来ず
2.輸入もほとんどない
という現実の中で「原種卵胎生」魚を楽しむための
 仕組みを真剣に考えないとね、と仲間と話始めてます。
これは魚の相互交換をして近親を避け長期維持をしよう、という仲間を集めようか
ということです。
「ライブベアラー・ネットワーク」
クラブとか同好会っていう形式ではなく
我々のサバイバルのための仕組みを作ろうという試みです
仲間と話を進めながらこのブログで経過をご報告していきます。


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我が家の卵胎生原種(ピクタ、メリー・ウィドー、エレガンスetc,,) +&& [卵胎生原種]

家の近くでも「粗大ゴミ」収集の日となると今でも「水槽」が置かれて(捨てられて)いるのを目にします。あの大震災以降、爺も水槽の水位を下げたり全面に滑り止めの工夫などをしているのですが、
同居人からは「しょうがない」的な同意は取り付けているものの、
それほどお魚を飼うこと自体が覚悟のいるものになろうとはね、、(苦笑)。
そんな影響からか売れそうなピクタやパラエは時たま「タイ」産が輸入されていますが
「売れない」ということでお魚の輸入もめっきり減っているようで、
特にレアな「原種卵胎生魚」の主な輸入先だった欧州からの入荷が少なくなっています。
原種卵胎生魚は「殖やせない」か「殖えても絶える」非常に維持することが難しいお魚達です。
エンドラーズにしても「簡単だよね」、という声は多数あれど3,4年ひとつの系統をそれなりの
クウォリティで維持してる人って??
爺はエンドラーズの他、現在8種の原種卵胎生魚を飼育維持しています。
今夜はそのうちの4種を紹介^^。

ミクロポエキリア・ピクタ・レッド(Micropoecilia picta)May032012 012 (640x428).jpg
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この系統はアルマンド・ポーさんから送ってもらったラグナデパトスのマラゲーニャで採集された魚です。♂のボディのどぎつい赤オレンジ、黒班がはっきりしているし、♀も赤く染まって綺麗です^^。
最近、ベアタンクで底面一杯にウィローモス、水面にマツモ一杯で繁盛に水替えすることで順調に殖えています^^。
それにしても最近お店で売られているタイ産のピクタのレベルの低さには只々唖然!!。
このあいだも浜松町であったエベントで1ペア¥1000で売られているのを見かけましたが
「こんなのピクタ???って」爺は哀しくなりました、お魚に責任はないけれど、、。

ネオヘテンドリア・エレガンス(Neoheterandoria elegans) 
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我々卵胎生のファンにとっては一見地味なんですがキラッと黄金色に輝く本種は必ず持つべきお魚です
が、、長期間維持するのが非常に難しい。1に♂♀が非常に偏ってしまうこと、2に♀がダルマのように膨れてしまう病気?になって繁殖力を失ってしまうこと、の2点によってです。
最近ようやく健全なメスを入手出来ました、乞うご期待^^。

ヘテンドリア・フォーモサ・ゴールデン(Heterandria formosa)  別名:ドアーフモスキート・フィッシュ
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以前マイアミのエヴァーグレイズで採集したノーマルの本種は絶やしてしまいましたがこの系統は
大阪で購入、当初はなかなか殖えずに苦しみましたが今は殖えて殖えて、、過ぎて困ってます。
群れが出来れば安定的に殖えるのかな。

ファルリクティス アマティス(Phallichthys amates) 別名:メリーウィドゥ
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かつては非常に人気のあった魚のようで最近でも年に2,3回は少量輸入されていますね。
爺にとっては初挑戦のお魚です。
卵胎生としてはちょっと変わった体型、それになんといっても目元のシャドー^^
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なんか最近の目元だけをやたら黒くメイクして、長ーいつけまつげつけてるビジュアル系の御嬢さんを
彷彿させる可愛さです(笑)。

爺は他に
ガンブシア・ホロブロッキー(Gambusia holbrooki)
ミクロポエキリア・ブランネリ(Micropoecilia branneri )
ミクロポエキリア・パラエ(Micropoecilia parae)
ミクロポエキリア・ビフルカ(Micropoecilla bifurca)
飼育しています。
エンドラーズを含め原種の魅力は尽きません^^。
...................................................................
.......................................................................
+&&
熱帯魚としてはライア・プラティ、でも中心は金魚、特ににランチュウの繁殖と育成にかけては
一流の京葉熱帯魚http://keiyonettaigyo.blog89.fc2.com/
のご主人からランチュウの卵をいただき孵化させてみました^^。
全部で150ぐらい孵りその中から選別をしたのが下の写真の稚魚達です(見難くて失礼)。
孵ってからの成長ぶりは驚くほどでどのくらい大きくできるか楽しみです^^。
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何から何、、、ま、でやってんだか(爆)。


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春近し? [卵胎生原種]

「爺の苦言」
あの震災からもう1年、
昨日久しぶりに魚友カープさんの車でお店チェックに出かけましたが、
土曜日というのにお客さんの出足はイマイチだし、「買いたい」って誘われるお魚もいませんでした。
お魚業界はこのところ絶不調だそうで昨日訪ねたお店でも生体売り場を縮小しているところもありました。
「売れない」現象は震災、景気の影響が大きいのでしょうが
安易な輸入物に頼った商品揃えや、売れないからと価格破壊的なディスカウント競争が繰り返されていたり、
「個性的で魅力的」なお店が少なくなっていることなど業界自身の問題も多いかと考えます。
「お魚飼育」がほんとうに楽しいものだということ、
それを納得出来るまで丁寧にケアできるお店、志を持ったスタッフを育てることから再スタートを切るべきです。
2003年に帰国してグッピーを買い始めた頃、
最初に購入したモスコーブルー1ペアの価格は¥25000、高かったけど納得してました。
昨日「かねだい」でみた素晴らしいドイツ:イエローは¥680!!まったく納得できないね(爆)。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それでは今回の「お題」^^

ガンブジア・ホルブロッキーGambusia holbrooki

爺にとっては「疑惑」の魚(苦笑)として話題になったお魚ですが
当局からも「飼育することには問題ない」とのお墨付きを頂いております。
静かに♂の縞を黒くしようと心がけたらこんなに
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今になってみると「縞」だったらこの程度がいいのかも(笑)
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1時期は結構飼われていたんですが気がつけば、、、
この魚は爆殖劇減を繰り返すうち何時の間にかいなくなる、「原種」の典型です。
家ではずっと年間テラス飼育だったんですが「少なくなってる」ということで
水槽飼育に切り替えて頑張ってます。
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こんな元気な若♀もいて楽しみです^^。

ヘテランドリア フォーモサ ゴールデン Heterandria formosa Gold

ドーワモスキートフィッシュとも呼ばれている魚です。
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群れが出来るまでは苦労しますがある程度殖えてくると繁殖が順調になります。
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綺麗?可愛い?
でも「原種卵胎生」の原点なんで維持し続けている、という感じかな(笑)。

エンドラーズ・ハイブリッド(HB) X-JapanBlue
相変わらず美しいです^^。
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ボディの強烈な輝きがフラッシュに反応してしまうのでなかなか上手く撮れないので、これなら^^
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この妖しい輝きを維持するには常にエンドラーズの♂と交配するようにしておくこと、ですかね。
グッピーのジャパンブルーとの境界線(青の色彩の鮮やかさと輝き)を意識して維持しています。



2011年の課題:卵胎生原種の維持 [卵胎生原種]

爺はエンドラーズについてはバリエーションによって好不調はあれど数年に渡って維持し続けています。
が卵胎生原種については、、、
今の時点で順調なのはフォルモサ・ゴールデンNo272011 023 (640x428).jpg
ミクロポエキリア・ピクタ・レッドぐらいです。
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後は1ペアしか残っていない種は
ワイルド・プラティ JP163A (Xiphophorus maculatus, from the Rio Jamapa, Veracruz, Mexico.)
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ミクロポエキリア・ビフルカ
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ペルー・ワイルド・グッピー
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ここまではまだ頑張れますが、、
♂しか残っていない種、
ネオヘテンドリア・エレガンス
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バムフォリティクス・スカプリデンス
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♀しか残っていない、、
ポエキリア・オレンジライン
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ミクロポエキリア・ピクタ・イエロー
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1尾残りでは何ともならないと知人に問い合わせみてもどこでも苦戦ということです。
原種は導入時に爆殖し、しばらく順調に殖えていくのですが「近親交配」に弱い?のか
先細って消滅してしまう、ケースが多いようです。
いつ入ってくるかわからない輸入ルートに頼るのではなく
かつてJLA(日本胎生魚協会)が機能していたように
飼育者のネットワークをきちっと組織して維持する事の必要性を強く感じています。

原種卵胎生ミクロポエキリアの仲間 [卵胎生原種]

私がメインに維持しているエンドラーズや今回紹介するミクロポエキリアなどは「原種」なんで
今月19日に迫った「創作メダカ展覧会」に出品することは出来ませんが
こういった「原種」達に興味を持って飼育してくれる人たちを増やす努力を私たちもしていかなくちゃね^^。

いつ来るか知れない「再震」でまた水浸しの被害の想定、、
家族からも「この棚また大揺れしたら嫌なのね」と冷たい視線が。
魚が元気でないのは暑さだけじゃなく「東京の水道水」の水質に変化があるのでは?などと勝手な
風評?を創造してたり、、
実際ちょっとオカシクないかな、ってのが水替え後の魚見ての素朴な感想なんですが。。
いまいち積極的に魚を飼う心境に至らない、というのが正直なところでしょうかね。

とはいっても「新入荷」と聞けば、それが「原種」でミクロポエキリアとなれば、、
思わず買ってしまう、
「めずらしいピクタが入荷して、、」と携帯に入ればいてもたっても、、遠路でかけてしまったり、(爆)。
私は極めて「健全」なんでしょうか?それとも例の変態??(爆々)。

ミクロポエキリア・ビフルカ2011 (スリナム/サウザンムーンゴ コティカリバー)

全長1,5センチ、とっても小さい魚、でも立派にミクロポエキリア!
水槽の中全速力で泳ぎまわり、一瞬、ペアで向き合って交尾態勢なんで写真はちと難しい、、

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離れた一瞬、撮影成功(笑)。
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1ペアなんで先行き不安ですが何とか稚魚の姿見たいです、どのくらい小さいのかな~~

ミクロポエキリア・ピクタ“セデロスストリーム2004”

これも最近入荷のご案内があり早速入手しました^^。
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噂には聞いてたんですがとてもきれいなピクタなんで気に入りました^^。
2ペア持ってきたんですが、でも3尾は目が飛び出ていて「奇形?」なのかな、、。
でも泳ぎとかは健康そうなんでやっぱり稚魚見たいです^^。

ついでに
ミクロポエキリア・パラエ
もう私としては繁殖あきらめちゃってます(苦笑)。
でも残った♂達、相変わらず元気のいいこと!!(爆)
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まあタイから「安物」がはいってくる間は「鑑賞目的」で飼育してみます、綺麗だから((笑)。

さて「変態メダカ」を愛する、というより「メダカを愛する変態」の集い(笑)
が2週間後に迫っています。
皆さんもぜひ出かけてきてください^^。
私自身は「変態」という自覚は未だにありませんが
いくつかハイブリッド(HB)のお魚持って参加の予定です^^。
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ミクロポエキリアの飼育維持について [卵胎生原種]

ミクロポエキリアというばピクタ、ブランネリ、最近ではパラエ、
値段も安くなって購入され飼育されている方も多くなっていますが
順調に殖やして累代を重ねている人が多いかっていうと、????。
たまたま良いタイミングで「産卵箱」に入れられればGood Lack,,なんでしょうが
水槽で自然な状態で殖やすとなるとなかなか難しいですよね、
普通に飼っていると次第に数が減ってきて消滅、ということも珍しくありません。
昨秋大量に出回った「パラエ」にしても順調に殖やしている、という仲間は少ないです。
ピクタにしても安く売られているので補充は簡単なのですが、殖やすとなると、、ブランネリもしかり、。

爺が考える問題点とその解決法、
①水槽の大きさ
  ピクタ、ブランネリで最低45c、パラエは60cは必要かと
②セッティング
  底にウィローモス水面にマツモを出来るだけ多く、でも泳ぐスペースは確保
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  これは稚魚の避難場所という意味より常に餌がある状態を作る、という意味で重要です。
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  このように何時でも餌を拾っている、、爺は朝夕ブラインを与えますが、彼らにはマツモの上に粒餌を乗っけてお   きます。
③水
  水流は強めにしておいた方がいいようです。爺はサンゴをかなり入れた水質で飼育しています。
④近親交配
  これは先輩達から指摘されたことですが「近親」交配には極端に弱いそうです。F3ぐらいから稚魚の数が
  激減して絶える、ということです。

 このような飼い方でパラエ、ブランネリは比較的順調に殖えています^^。
ブランネリ
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パラエ
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こういうバリエーションも出ています。
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ほとんどが試行錯誤、
でも綺麗だから元気で泳いで、殖やしたい(笑)。



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