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おひさしぶりです(笑)、お題は「私の趣味はエンドラーズを含めた原種卵胎生魚の飼育です」

ほぼ2か月ぶりの更新です。
「更新しないんですか?」とか「健康ですよね?」みたいなご心配までおかけしてますが
毎日、元気に魚と十姉妹、カナリアの世話に加えて諸々の世事をこなしながら暮らしてます。

今年はface bookを通じて知り合ったヨーロッパの何人かの友達との間で
エンドラーズ(ポエキリア・ウィンゲイ=PG)の交換をしました。
それらの魚の大半は今まで私が維持してきたエンドラーズとは全く異なる、
私の飼育系統からは出現するわけがない)形質や色彩の魚がほとんどです。
コンパーマ、エル・ティグレ、リオ・オレとかという採集ロケ地が付けられた魚ですが
こういう魚がエンドラーズ(PG)として採集され維持されていることに
戸惑いを感じながらの水槽眺めている今日この頃ですかね(笑)。

face-bookを通じて深く親しくなれる人達と私の共通点があることもわかってきました^^。
それはエンドラーズの他で維持している魚が原種卵胎生魚(Wild Livebearers)であることです。
世界のエンドラーズ愛好者の多くはグッピーと共に飼育されている方が大半です。、
彼らは「グッピーではない人々=私もなのですが」なのです。
エンドラーズ(PW)を原種卵胎生魚として維持する、水槽の中で品種保存していく
これが今まで私がやってきているお魚趣味なわけで、
自然にそういう方との間での交流は非常に興味深いし楽しいひと時ですね^^。

今回は私が現在飼育している「原種卵胎生魚」を改めてご紹介します。

1.シフォフォルス(Xiphophorus )属から
 彼らの改良(交雑)種はペットショップで売られている
ソード・テール、ヴァリアタス、プラティになります。
メキシコから中米の河川に生息する魚達です。

 1) シフォフォス・ムルチネアータス(Xiphophorus Multilineatus)
   家の原種の中では特美の魚ですね^^。
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繁殖は難しい、、でも細々絶えずに堪えてます、この辺が「原種」の楽しみなのですが(笑)。

 2)シフォフォルス・ヴァリアタス・ザルコ(Xiphophorus variatus Zarco)
 我が家唯一のヴァリアタス原種です、Zarcoという表記が採集地点になります。
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今は1回に20^30産み、仔食いしないんでまったく心配していませんが
いずれ♂♀のバランスが崩れ、殖えなくなる時期がやってくる、この辺が「原種」維持の難しさ、
その為には共同で維持する仲間が不可欠なんですが、、今のところ関東にはいませんね、、。

 3) シフォフォルス・マキュレータス(Xiphophorus maculatus )
  プラティの原種ですが現在3河川採集の魚を維持しています。
  マキュレータスとの相性が良いのか、3種とも順調に殖えています^^。

  ①リオ・グリハルバ(Rio Grijalba)
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この尾筒の黒点、がミッキーマウス・プラティの「顔」の部分として改良に使われたんだ、と
後で知りました^^。
  ②アカユカン・カテマコハイウェー2008
   (Acayucan-Catemaco Highway Mexico 2008 )
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「地味」ですね(笑)、でもボディに現れる様々な黒模様、色々あって楽しめます。
  ③アクアソル・パレンクェ・トバスコ2002
   (Aqua-sol,Palenque, Tobasco, Mexico 2002)
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今年の夏にエンドラーズと共に欧州からやってきました。
ミラー・ボディが鮮やかで気に入っています。

 3)シフォフォルス・シフィディーム・コロナ川
  (Xiphophorus xiphidium  Rio Corona, Mexico)  
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プラティなどの様に「改良種」がいない、原種シフォです。
我が家から持ち帰ってプラティと交配しようと試みても成功しない、と聞きました。
確かに動きが素早く、攻撃的な性格を持っていますね。

これで今維持しているシフォは終了、
でもまだまだ「原種卵胎生」は続々^^

2.ファルリクティス アマティス(Phallichthys amates)
 通称:メリー・ウィドー(陽気な未亡人)
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もう5年以上継続して維持出来ている自慢の魚です^^。
毎年何回か欧州ブリードが輸入されているんですが
長く維持するのは難しい、と言われている魚です。

3.ガンブジア・ホルブロッキー(Gambusia holbrooki)
 外来生物規制法に登録されているので「輸入禁止」のお魚に出世しましたが
 私と仲間で何とか維持しています。
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黒班の濃淡や模様の様子が違うので楽しいですね、私の好みは真っ黒に近い魚です^^。
我が家のホルブロッキーはアルビノ遺伝子を持っているので
こんな「美魚」が突然出現します。
 ・ホルブロッキー・アルビノ(Gambusia holbrooki Albino)
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稚魚の頃から分離飼育しないとここまで成長しません、でも成長してくれると美しい^^。

4.最後はポエキリア属、もちろん我がエンドラーズ(PW)も当然含まれます。
1) ポエキリアSP.オレンジライン エルソト、ベネズエラ
   (ORANGE LINE- EL SALTO poecilia reticulate sp., )
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この夏、Adrian君から送ってもらった「ロケ(採集地)付き」の魚です。
これだけ体型、泳ぎ方、模様が違う魚の学名がポエキリアSP.??
学者さんの世界は「闇」ですよね。
最初に書いた「最近のエンドラーズ(PW)」何か完全な別種のはずなのに、(苦笑)。

2)ポエキリア・オブスクラ セルバ川 トリニダッド 2008
  (Pecilla Obscura La Selva River, Trinidad)
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まだ飼い始めて数か月、レティキュラータとどう違うのか??何故独立した品種なのかわかりません。
この地味さが日本の温泉地に生息する「野良」に近い?かな(笑)。

3) エンドラーズ・ライブベアラーズ (ポエキリア・ウィンゲイ)
   (Poecilla Wingei = Endlers Livebearers)
現在維持している原種卵胎生魚の最後は我がエンドラーズです。
   最初に書いた通り私はAdrian君、そしてアルマンドさんから導入した
   エンドラーズ(PW)を原種卵胎生魚として水槽で保存維持してきました。
   現在品種として維持しているのは2004年のラグナ・デパトス採集魚が
   8種、2006年が3種、2002年に伊藤氏が入れたオレンジとブラックピーコック
   を維持しています。
   2006年は導入時のまま維持している水槽があり既に7年以上になりますが
   まだまだ新しい色模様が出現しています。
   この水槽を見ているだけで強い♂の色彩に染まってしまうレティキュラータ
   とは異なった色素遺伝なんだな、
   エンドラーズの色素は固定出来ない乳牛のホルスタインの斑のようだとか、
   様々なアイデアが出ていますが
   不思議な魚だと感じますね^^。

   エンドラーズライブベアラーズ(PW)2006 SB.エメラルドグリーン
   (Endlers Livebearers (PW) 2006 SB. Emerald Green)
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エンドラーズはやっっぱり「原種卵胎生魚」として
最高の魚ですね^^。
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この他にも2,3種の「原種」を飼っています。
いわゆる「改良種」というのは今は1種のみ、
昨年東京開催「変態メダカ」コンテストで優勝した
この魚だけになりました。

「目指せ赤流金」(爆)
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それでは^^。













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