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友達の友達は友達じゃないよね、お魚巡る哀しいお話

まずは魚問屋株式会社リオさんから
「エンドラ爺ブリード」第二弾がリリースされました。
http://rio-fish.com/20180313-2/

今回は私のお魚を巡るとてつもなく、ミットモないお話です、こういう事も含めて
崩壊した感のある熱帯魚マーケットを最初から作り直していかなければ、というのが
「リオ」社を通してのお魚販売の理由なのですが。

先月の下旬頃から、何人かの魚友達から
「先輩の親しい台湾在の友人の魚が石神井の熱帯魚店で売られてますよ、ブログで見たんですが、当人の名前の付いたお魚もいますよ」という私のとっては怒り狂う事態が起こっていたのです。
さっそく台湾の友人に
「何勝手なことやってんだ!!」と怒号をあびせたんですが
本人はそんな事絶対してないよ、とのこと。
日本からもカラかい半分なのか彼のメッセージャーに
「お前の魚売ってたから買ってやったよ」みたいな写真添付のメッセージが送られるに及んで
私が販売店のブログのアドレスを添付、https://blog.goo.ne.jp/penguinvillage1992/d/20180215
彼からのメッセージは以下なるものでした。

"今年の初め頃だったか、台湾の輸出商が私の温室にやってきて、私の魚を世界中に売り込みたいので♂だけ撮影用に譲って欲しい、といわれて提供したのがこのお店のブログにあるお魚達です。"
どういう理由で日本で売られているのかは私には理解出来ません。私は貴殿が日本における卵胎生魚の減少を食い止めるべく流通システムへのコミットを始めていることを理解しているので、非常に不可解な出来事です。

台湾と日本の個人のブローカーの仕業なのか、問屋さんが絡んでいるのかは定かではありませんが
非常に残念な出来事ですよね。

私のエンドラーズでも色んな不愉快な出来事が起きてきました。
今でも「熱きグッピー・ブリーダー」と評判の方が拙宅に来られて「このエンドラーズのボディのグリーンぜひ検定してみたいんですけど、、」と3,4ペアお渡ししたら、、数か月後に大手ネット販売店で「販売中」、私はいまだに彼の事を「泥棒」とニックネームを付けて呼んでいます(爆)。勿論、私を含めて生き物のブリーダーは「お金が絡んでいない人」ほどお人好しが多く、脇が甘い、というのは反省点なんですが、10余年に渡って私のブリードしたエンドラーズが「稀少」であるのは、原種卵胎生魚」として真摯に向き合ってきた私の拘り、とそれを本気で受け止めてくれたホントの仲間(5人に満たない)のおかげです。ドイツの友人達から送られ、ブリードした魚達を無償でお渡しするのはその仲間たちだけ、と決めたのも、「友達」の先にウヨウヨしている小金欲しさの皆様とは無関係、無関心でいたい、と強く思うからなのです。とっても哀しいけど、それが「現実」と受け止めるしかないのかも。

ところで「原種卵胎生魚」バリアタスのLalagunaという何でもないロケの付いている魚なんですが
ようやく素晴らしい「3色バリアタス」になってきました。
振り返れば、亡くなった筒井さんが彼のお店で120[コピーライト]水槽2本使って最後に無性にブリードされて作出出来なかった究極の「変態・卵胎生魚」がこの魚だったんではないかと、
DSC_0073.JPG
私はこの魚を
「変態」2018
と名付けました。私の「変態めだか」への拘りを少しでもご理解いただきたく存じます。
グッピーの解明不能んほど、複雑に入り組んだ「DNA]の表出が「変態めだか」なんだ、というのが
「主流」となりつつあるご時世なのですが、、、、。







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